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脱!刺繍屋

nekoshima.exblog.jp

大阪の刺繍加工会社の業務紹介及び今後の展望

「イイ刺繍」の見分け方 その1

昨日は「父の日」ということで、プレゼントを買いに行って来ました。

「いつまでも若く元気でいて欲しい」という祈りを込めて、お洒落なシャツを一枚(笑)。

刺繍屋の服の買い方は、デザインもさることながら、やはり刺繍部分に厳しいチェックを入れて品定めをします

ポイントとしては・・・

1.裏の芯地の剥離具合。
通常、刺繍する際に紙、ビニール等の芯地を生地に当てて刺繍します。これがないと縫えませんので。終わってから芯地の剥離をするのですが、これが綺麗に出来ているか?
一昔前は、芯ちが丸々残っている商品をよくみかけましたが、海外生産の商品でもそこそこ綺麗にしてあります。これが残っているとゴワゴワ・チクチクしたり、アイロン掛けの際に問題が起こったりします。

2.糸調子。
下糸と上糸の調子です。下糸が緩かったりすると、裏が真っ白になり、表にまで下糸が見え隠れしている商品があったりします。これは現在でも結構な頻度で出会います

3.綺麗に出来ているかどうか?
ろくに検品していない商品等、刺繍糸が切れていたり、柄の一部がかけてたり・・・また、柄がずれていたり・・・。

悲しいかな、国産品でもそんな商品がまだまだ出回っています。

加工する側としては、たいへんな労力を要するのですが、エンドユーザーのことを考えると、手抜きは出来ません。

やはり、それを着る人に「綺麗な刺繍だなあ」「この服買ってよかった」って思ってもらえるような物作りがしたいですね!

これは、刺繍屋の義務であり、信念です。

単価面で、海外と勝負出来ない今、そのあたりをきっちりと押さえて行かないと、日本製じゃなくなっちゃいますから・・・。

皆さんも、厳しい目でチェックしてみてください!

そして、評価してみてください!

「綺麗」「すごい」「格好イイ」・・・

「汚い」「痛い」・・・

それが、刺繍屋の未来につながります。

なんちゃって・・・。
by ykm94731 | 2005-06-20 22:14 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(0)