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脱!刺繍屋

nekoshima.exblog.jp

大阪の刺繍加工会社の業務紹介及び今後の展望

刺繍のパーセント?

最近の商品は、アパレル商品だけに限らず、〇〇何%・××何%・・・そういう表記が必要ですよね?

コレがなかなかの曲者!

普通のヘインズのTシャツなんかだと、生地は綿、縫製糸も綿糸→綿100%という表記になります。

総重量の5%以下なら、表記の必要はありませんから、縫製糸がポリエステルでも表記不要かな?

ただ、モノによっては別途「ししゅう部分」なんて表記があります。

重量の5%云々ではなく、いろんな資材を使ったりするからでしょうか?

うちの一般的な刺繍で考えてみると、ふつうの右胸ワンポイント刺繍で、

上糸: レーヨン
下糸: ポリエステル

となります。混率はって聞かれると、う~ん?レーヨン70%・ポリエステル30%くらい?

そういう曖昧なお返事になっちゃいます。

上糸と下糸はお互いが引っ張り合ってますので、調子の取り方でバランスは変わっちゃいます。

ですので、上記の割合は理想であり、5対5だったり、3対7になったり(汗)・・・微妙ですねえ?

ここで金糸なんて出てくると、芯糸のナイロンが何%・表面のポリエステルが何%・・・溜息出ちゃいます。

オーソドックスなものでこれですから、アップリケ刺繍なんかだと???
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アップリケの合皮の上層はポリウレタン、基布はポリエステル、刺繍糸はアクリル、下糸は綿・・・。

それに、合皮の上のプリントは物性的に何やろう?ラバープリントだったらゴム?

こういうややこしいケースも出てきます。

「刺繍部分の混率は?」な~んて聞かれても?・・・たいへんな時代ですねえ?(苦笑)

そういうのを簡単に分析できるスキャナーでも開発出来たら、刺繍屋辞めちゃうけどなあ・・・。(爆)
by ykm94731 | 2009-10-26 19:30 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(0)