置き縫いって・・・・
お昼過ぎまでに出荷するものを片付けて、掃除して終了というのが理想なのですが・・・明日の荷物次第ですね?(笑)
何が来るかわからないってところが、かなりスリリングではありますが・・・。(苦笑)
さて、今日はキルティングのような刺繍を・・・。
ここで刺繍の枠のお話・・・刺繍枠を使うか、使わないか?
うちは原反枠という大きな枠に芯地(紙・ビニール等)を張って、その上に生地を載せて刺繍する、
いわゆる「置き縫い」という方法を採用しています。
何故か?
枠を使うやり方だと・・・
*枠よりも大きな刺繍は入れられない。
*枠よりも小さなパーツは固定出来ない。
*カットソーの生地だと、枠型が残る。
まあ、大まかにはそんな理由でしょうか?
今回のようなキルト風刺繍なら、原反枠の端から端までフルに活用出来ます。
まあ、本物の原反刺繍機のようにはいきませんが・・・。
ただ、加工する生地が布帛(織物等伸び縮みしない生地)の場合は枠を使った方が綺麗なのは確かです。
置き縫いだと、どうしても仕上がりが皺っぽくなってしまいます。
ですから、この時だけは枠を使います。枠に生地をセットして、原反枠の上にポンと載せるだけ!
柄ズレ等皆無!
まあ、一長一短ありますが、いろんな意味で僕は「置き縫い」をお勧めします・・・万能ですから・・・。
「近くの刺繍屋さんでは出来へんって断られてんけど、3cm角の小さなパーツに刺繍出来る?」
胸を張って「出来ます!」と答えられるようになります。
ほら、仕事が増えました!(笑)
では、また明日~!
by ykm94731 | 2010-08-11 21:39 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(4)
僕も刺繍屋さんにいたときは原反枠にビニールを貼って置き縫いしていました。
もちろんパンチが専門ですが、暇な時はよくパートのおばちゃんのお手伝いを
しておりましたよ。まあいろいろやりましたわ。
剥離気で裏のビニール取り、アイロンがけ
ワッペンのヒートカット、ホットフィックスの取り付け スパングルの取り付け等
そして納品に走ることも・・・他にもやることがいっぱいで
刺繍屋さんて本当に大変だと思います。
頑張りましょう。
どちらも一緒ですね!(笑)
うちのパンチ専門職さん達もこき使われてました。
まあ、試し縫いくらいは自分でしたほうが、パンチの勉強になりますしイイと思うんですが・・・。
ところで、ミシンはいつ?(爆)
別に隠してる訳ではありませんので・・・たまたまです。(笑)
これは、マグネットシートです。
多頭機で1頭だけ使う時とか、そのままだと他の頭の糸が抜けちゃいますのでそれを防止するために・・・。
新しいミシンの場合は、機械が制御してくれるので、こういうことは必要ないんですが・・・。