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脱!刺繍屋

nekoshima.exblog.jp

大阪の刺繍加工会社の業務紹介及び今後の展望

必要は発明の母

先週から春物の生産が本格的に始まり、急に忙しくなったため鈍った身体がついて行きません(汗)。


さて、昨年あたりからにわかに増えて来たのが「ワンポイントロゴ」刺繍。

ほとんどの刺繍屋さんがコレだと思いますが、いわゆるブランドネームです。

傘のマークだったり、ワニのマーク、熊のマークだったり・・・。

「私はXXっていうブランドの服をきてるんですよー。いいでしょ?」

昭和40年頃の大量生産のジャガード刺繍の始まりです。

ポロシャツのポケットの胸から始まったこのワンポイントは、時流にのってパンツ、キャップ、ソックス・・・あらゆるアイテムに刺繍が施されていました。

ただ、当時の刺繍機は現在のように多色対応ではなく、一度に1本(1色)の糸しか立てられませんでしたので、5色のデザインであれば、最低5回は糸を載せ代えなければなりませんでした。

そこで開発されたのが、「糸繋ぎ機」(名称不明)。

これは、1つのデザインの中で使われる糸の量をある程度計算しておいて、赤:3m-白:2m-緑:6m・・・と設定してやると、その分量を順番に繋いでいって、1本の糸にしてしまうという物です。

赤の部分が終わった所で残った赤糸を引っ張って白糸の始まりまで持ってくる・・・。

これだと載せ代えの必要がありませんからかなりの効率アップ!

そうこうしているうちに多色機が発売されて・・・。

ワンポイント刺繍が爆発的に売れた時代背景によって、新しい技術が発明されたんですね。

そんなワンポイント刺繍が復活してきています。

新しい時代の幕開け?ターン終了?なのかもしれません。
by ykm94731 | 2005-11-28 07:43 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(0)