ミシンの顔

今日は工業用刺繍機のお話。

刺繍機はコンピューター制御で動いています。パソコンでデータを作り、それをミシンに読み込ませると、ミシンが勝手に縫ってくれます。家庭用の上級機でも同じようなものがありますよね!もちろん、そんな簡単なものではありませんが、基本はそうです。

また、多色機がほとんどですので、ミシンに糸を数色乗せておけば、自動的に糸を替えて多色のデザインを縫ってくれます。どうなってるの?って、なりますよね!写真を参照して下さい。

ミシンの顔_d0061489_7265146.jpg


こんな風に、ミシンの1つの顔に複数の針がついています。その針一本一本に別の色の糸を通しておけば、自動で縫って→糸を切って→色を替えて・・・多色刺繍の出来上がり。

ちなみにうちは、全て9針以上で12針、15針とあります。その針数だけ糸をのせて縫うことが出来ます。

昔は一本針でしたので、その都度糸を乗せ替えてやってました。それを思うと生産性アップしましたが、それにしても、15色になるとかなり大顔ですねえ(o_o)。

でも、まだ15色のせたことはありません(-_-#)。

デザイナーさんに「15色までつかえるんですよー」と言っても、「15色も使うデザイン思いつけへん」と言われます。

どなたか挑戦してみませんか?

by ykm94731 | 2005-06-03 18:00 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(0)