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脱!刺繍屋

nekoshima.exblog.jp

大阪の刺繍加工会社の業務紹介及び今後の展望

何でも訳アリなんです。

昨日に引き続きまして、アップリケ刺繍のお話。

アップリケの材料を作る方法としまして、主に・・・

*「はさみ切り」・・・そのままです。(笑)金型が無い場合の簡易方法もしくは、手切りのラフさを表現したい場合等。

*「金型で打ち抜き」・・・一番簡単な方法。ただ、あまり細かいもの・複雑なものは金型の性質上難しいです。

*「ヒート(レーザー)カット」・・・データを作って、プロッタorレーザーカッターでヒートカット。

のいずれかになると思いますが、昨日のサンプルのように、わざとほつれさせるためには手切りor金型になります。

ヒートカットは万能なようですが、天然繊維の場合は焦げちゃいますし、合繊系(ポリエステル・ナイロンetc.)の場合は、
熱でカット断面が溶けて溶着してしまいます。

今回のサンプルは、逆にこの性質を利用して・・・。
d0061489_2011570.jpg
これはサテンとオーガンジーのアップリケ刺繍です。

どちらもポリエステルの織物で、金型等でカットするとほつれてきます。

このような場合、ほつれ防止のためにヒートカットします。

お客さんから、「レーザー使ったら金型代かかれへん・・・」というようなことをよく言われますが、

実際はカットする生地、目的に合わせて方法を決めているのです。

それに、レーザーは無限のものではありません。炭素ガスの注入にどれだけ費用がかかるか・・・?(滝汗)

ランニングコストを考えると、金型がベストでしょう。イイ金型は20年経っても使えますし・・・。
by ykm94731 | 2009-02-27 20:23 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(0)