垣見五郎兵衛

この時期、毎年一度は見るテレビに「忠臣蔵」があります。

今年はTV放送がなかったのでどうしようかと思っていたところ、妹が昔のVIDEO(1985年)を貸してくれました!

忠臣蔵というのは・・・

江戸城内の松の廊下にて、赤穂藩藩主・浅野内匠頭が高家肝煎・吉良上野介に切りつけた刃傷沙汰に端を発する。
加害者とされた浅野は切腹となり、被害者とされた吉良はおとがめなしとされた。
その結果を不満とする大石良雄をはじめとする赤穂藩の旧藩士47人(赤穂浪士、いわゆる“赤穂四十七士”)
による、元禄15年12月14日(西暦1703年1月30日)の本所・吉良邸への討ち入り及び、
その後の浪士たちの切腹までを題材にとった物語の総称として使われる。(WIKIPEDIAより抜粋


この主君の無念を晴らすべく、忠臣達が仇討ちに立ち上がるという人情話が大好きなのだが、

その途中での件、「大石東下り」に登場する垣見五郎兵衛が大のお気に入り!

宿敵吉良を討つべく、大石内蔵助が江戸へ向かう際、仇討ち決行のために必要な武器を輸送しなければならない。
御法度の道具を運ぶため、関所で咎められる恐れがある。
そこで「日野家の名代で垣見五郎兵衛という人物が禁裏御用のために京都から江戸へ下る」という情報を元に、
悪いこととは知りながらこの輸送係の垣見の名を語ることにする。
が、ある宿場で本物とでくわすことに・・・宿屋の前で「垣見五郎兵衛御宿」という看板を発見して、驚いたのは本物。
彼は最初、自分の名を語る不届きなやつと部屋に踏み込むが、迎えた内蔵助も「我こそが垣見五郎兵衛」とゆずらない。
混乱する垣見だが、すぐに目の前の人物を、主君の仇討ちをせんとする赤穂浪士と察し、
同情&応援の気持ちから、自分のほうが偽者だと詫びて、本物の証となるものを内蔵助に手渡す。
まさかの厚意に、ふすまの向こうで控えてる浪士たちも両手を合わせたり土下座して感泣する。


ご興味のある方はどうぞ!


勿論フィクションなのですが、この「武士の情け」に、涙ボロボロ・・・こういう人情味溢れる世の中であって欲しい!

by ykm94731 | 2009-12-31 14:48 | 戯言(たわごと) | Comments(0)