刺繍の「丸」は難しい
刺繍での「丸」の表現って難しい。(猫珠さんがどうこうということではありません。ごめんなさ~い。)
何故か?刺繍は伸び縮みがあるから・・・。
刺繍は糸方向に対して垂直方向に伸び、水平方向に縮むので、「丸」を作る時は通常「楕円」に作ります。
ただ、それを意識して作っていても、生地や糸等の条件で仕上がりが変わります・・・結構、厄介なんです!
なので、デザインにもよりますが、こういう方法もありますよ!ってことで・・・。
右端のを分解するとこんな感じ。
実際に縫ってみると、こんな感じ・・・。
この方法を使って、こんな感じの表現はいかがでしょうか?
by ykm94731 | 2010-03-25 20:29 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(9)
そういう構造になっていたのですね♪♪
以前、何処かで見た記憶が有ります。が・・・・
記憶の彼方に行っていました(^^ゞ
可愛いなぁ~!! 段染め の糸が欲しくなります(笑)
まあ、別段珍しいものではありませんので・・・。
丸を丸く作るのが難しい時の逃げ道です。
「こういう風に作ると、ほらっ!ボリューム感も出ていいでしょう!ねっ!ねっ!」みたいな・・・。(爆)
僕は人間がアレなので、そういう誤魔化しが多いです。(苦笑)
同じようなパターンがあって、ちょうどボタンが並んでるような感じになりまして、ついでにやってみようと3Dにして遊んでみたことがあります。
ほんでまたついでにラメで3Dやって、、、パチンコ玉が並んだような感じになって、、、あげく自分のセンスのなさに納得した覚えがあります。
3Dフォームでも使われたんですか?パチンコ玉?ちょっとやってみようかなあって・・・。(笑)
ラメ糸はあのザラザラ感故か、凹っと盛り上がって面白いんですが、裏面が痛くて悲惨・・・。
特別な道具もいらないし、上手く使えばこの「重ねる」っていう発想は面白いと思うんですが・・・。
ただラメ糸を使う場合は、その重なるステッチで縫い終わったあとに途中で切れてることが多くて参ります。縫ってるときは問題ないのに表面をなでたらチクチクして、なんでかな~って?平面やから針が逃げにくいんやろね。そやけどあのキラキラした雰囲気が華やかでいいなーと思うんですけどいつも却下ですわ。
いまやってみたいことは西陣のポリエステル地をアップリケで使って平縫い仮止めのあとひっくり返して駒で回ったろかと、、、完全に2工程になりますが出来そうな感じがして、、、まあ、いつもながらの粗っぽい発想なんですが生地も準備できてるからまた見たってください。おそらくここまでのアホはいませんわ。
なるほど~。
私が作ったデータ、オートパンチにしたら、かなりでたらめな丸になっています。
このままじゃ使えない・・・と思いつつ、でも模様は面白いので使ってみたい。
ベルニナのソフトにキャドルウィッグのパターンがあったと思うので使ってみようと思います。
気を悪くしないでくださいね!
BLOGを拝見していて、「あっ、こういうの作ったことあるなあ・・・」って・・・。
サテンステッチの「丸」は難しいので、こういうのもありますよ~っていう、僕からの御提案です。(笑)
「恐らくどんなソフトでも簡単に出来ると思いますし、一つの丸を作っちゃえば、コピー&ペーストっていう手もアリですし・・・。
この発想はいろいろと応用がききますので、頑張ってみてください!