なんちゃってパンチング講座 その1
今回は、「下歩き」編 その1です。
軽視されがちな下歩き。
上からサテン・タタミステッチを被せちゃうので、どうでもいいようなものと思われがちですが、
生地を芯地としっかり密着させて下地を整え、上から被さってくる刺繍をより美しく見せるために・・・。
実際は、凄く重要な役割を担っているのです。
橋を思い浮かべてください!橋げたがしっかりしているから、海や川を渡れるんです。
では、早速解り易い例を・・・。

中心に1本だけのSINGLEと、両側2本のDOUBLE RUNNING の下歩き。
大差ないように思われますが、実際縫ってみると・・・

1本だけだと、サテンステッチの張力を支えることが出来ず、縮んでしまいます。
両端2本の方は、生地に食らい付いて、サテンステッチがこれ以上縮まないようにと踏ん張ってくれます。
このように、一見同じように見えるデータでも、見えない部分にいろんな工夫がされていることが多いです。
たった1本の線の違い、その位置の違いで、仕上がりは大きく変わってきます。
ケチらないで、下歩きはしっかりと入れてくださいね!
では、続きはまた次回!
あくまで僕個人の意見として捉えて頂けるとありがたいです。
by ykm94731 | 2010-08-21 19:45 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(10)
おっしゃるとおり!以前にもお伝えしたとおりこちらではたくさんのお客さんが海外でパンチ依頼され僕たちが工場で刺繍することが増えてきています。が、このパンチが醜いこと!特にステッチ数を稼ぐためなのか1ミリぐらいのサテンにダブルやらクロスの下歩き、なんてことも。なのでカチンカチンの刺繍の出来上がり!もうしょうがないです。
僕はここんところマデイラのNo.60っていう通常より50%細い糸にはまりかけ。というのもよく不可能なくらい小さな文字を要求されることが多くてそうなるとこれしか方法がなく。
で、そんなときは特に下歩きはとても大事ですね。
おじゃましました。
私も常連として、しっかり勉強させて頂きます☆彡
まあ、他所から来るデータに関しては、「何故?」っていうものも多いですね!
うちも、結構いろいろ配ってるんで、その逆も?(苦笑)
でも、「これが絶対!」ってものがあるわけじゃないんで・・・
ミシンや生地、その他の資材でも全然変わっちゃいますし・・・。
やっぱ刺繍って難しい!
間違いはコッソリとメールでお願いしますね!(爆)

