アップリケ作り
昨日、タマヤ・ラモーン様からご質問を頂きましたので、金型を使って、どうやって型抜きするのかを・・・。
まずはプレス機です。
プレス機上部中央のハンドルを握って左右に旋回。
所定の位置でハンドル上部のボタンを押すと、「ガッチャン」とプレスが下に降ります。
プレスした後に、金型を外すと、中にカットした生地が残る・・・そんな流れでしょうか?
実際はもっと抜けますが、重ねた生地の上方下方で狂いがでますので、ほどほどに・・・。
プリントした生地や、柄合わせが必要な場合は1枚づつの作業になります。
こうしてみると、簡単なように思われるかもしれませんが、裁断版に食い込む程の圧力がかかるため、
結構危険な作業です。
僕はたまにしか使わないので、冷やっとすることもしばしば・・・。(汗)
不明な点がございましたら、コメント欄よりご質問をお願いします!
また、金型や型抜きの件でお困りの方は、㈱エース様へご連絡をお願いします。
また、金型を使うのは、ほつれない生地(フェルトや合皮等)の場合で、そうでない場合(サテンやシフォン等)は、
レーザーでカットします。
熱でカットするので、カット断面が熔着して、ほつれを防止してくれます。
金型作らなくていいし、便利やん!と思われる方もいらっしゃると思いますが、天然素材は焦げちゃいますし、
何と言ってもランニングコストが・・・。(滝汗)
まあ、TPOに合わせて・・・ですね!(笑)
by ykm94731 | 2010-10-27 17:04 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(8)
リクエストにお答えいただきありがとう御座います。
動画まで上げていただき感謝です!
結構仰々しい機械で抜くんですね。
ホント恥ずかしいんでここだけの話、トンカチでガンガンたたいてやるんだろか?とか思ってました。
それより驚いたのはミシンの上でレーザーでカットってスゲーっす!
それ以上にガスの代金がビックリです!!
金型は革でも使います。プレス機もクリッカーとかいうハンディタイプのものがあるようです。もちろん持っていませんが。
私が子供の頃は・・・タマヤ・ラモーンさんが思っていた通り、父親が木づちでコンコン金型を叩いてアップケを抜いていました。昔は大変でしたね。
でも今は、プレス機があるので楽ですね!
でも・・・チョッと油断してると金型が~食い込んで・・・金型を板から取るのに一苦労?(必死)です。
金型のエース様は早いですよね!
地元ですと黙ってると1週間です(苦笑)
余計なものを使うリスクってのは、結構たいへんです。(苦笑)
普通の刺繍だけの仕事がいいんですけどねえ・・・。
いろいろと、しっかり計算しとかないと、すぐに赤字直結!
明るい未来はあるのかなあ?
プレスが壊れたときに、雑誌積み上げて、生地を載せて、金槌で・・・たいへんでした。(笑)
高さ調整をミスって、金型が食い込んで・・・ほんと、kawawaさんとお話していると、
「わかる、わかる!」で、楽しいです。
今度は、栃木に泊まりで行きたいなあ・・・。(ボソッ)
金型作成一週間ってのもアリじゃないですか?
職人さんの手作りですからねえ?
でも、うちの納期じゃ間に合わないなあ・・・エースさんは注文したその日に送ってくれますからねえ?
僕の中では、今は何より時間重視ですねえ・・・。
今はお仕事をしながらですから、本業になればもっと・・・。