あんたどこ製?
オーソドックス?なものでも、約1,000万円はします。
高いでしょう?刺繍加工賃が何十円、何百円という単位ですから、償却するまでが大変です。
故障はちょっと多いですが、耐久性は抜群!パーツさえ交換していけば、100年位は使えそうですが・・・。
現在、うちの中国青島工場には13台のミシンがあります。
全て、10年落ちの日本製中古ですが、オーバーホールしてまだまだ現役!国内の刺繍屋さんと同じレベルです。
先日、刺繍機を何台か増やそうということになりまして、中国人スタッフと相談・・・
中国「日本製の新品で3台くらい入れようか?」
日本「輸入して3,500万位になるで。償却出来へんぞ?」(中国は単価が低いので)
「あっ、中国製のミシンやったら10分の1やで。10台買って1,000万。償却も早いし、仕事もたくさんこなせる!それにしよう!」
中国「中国製はダメ!すぐ壊れる。絶対ダメ!!!」
日本「あんた中国人やのに、何で母国の製品を信用せえへんの?(笑)」
こういうやり取りは中国では珍しくないみたいです。
中国では、日本製のミシンじゃないと、仕事が取れないらしい・・・。ある工場が中国製のミシンに交換したら、お客さんが離れていったとか・・・。
ちなみに、日本の刺繍機の世界シェアは約90%。
韓国・中国もいろんなメーカーが低価格でそれなりの商品を売り出してますが、なかなか信用を得られないようです。
実際に動いているところを見たことはないんですが、見た目もソックリ!さすがコピーの国といったところですが・・・(-_-;)
それにしても、あんなに日本をパッシングしてるのに、信頼して・模倣して・・・滑稽ですよねえ?
by ykm94731 | 2005-07-11 20:10 | 戯言(たわごと) | Comments(0)