為になる刺繍教室 中級編(笑)
出来るだけ、遊べる時間を作れるように頑張りましょう!
ということで、今日のお題目はアップリケ刺繍。(笑)
最近の主流はやっぱり「切りっ放し」です。生地の縁がぺらぺらと・・・アレです。
10数年前に現れたこの手法。(笑)
それ以前は、アップリケ刺繍と言えば、縁を綺麗に刺繍でかがるのが普通でしたが、最近ではこっちの方が多いかも?
単価を下げるために考案された?との説もありますが、これがまたまた刺繍屋泣かせ!
単に本縫いステッチ(直線縫い)で留め付けるだけのシンプルなものなんですがやり難い・・・。
何せ、全て機械任せなので、「もうちょっとコッチ・・・」とか、修正がききませんから・・・。
まず、どうやってアップリケを定位置に貼り付けるか?
縁をかがってしまうなら、アップリケのガイドラインを縫って、それに合わせて置くだけなんですが、ステッチ留めの場合は、それが残ってると丸見えになっちゃうのでそうもいきません。
ガイドラインを縫って、加工後にほどくっていう手もありますが、生地に穴が開いたりして結構たいへん。
あてずっぽで貼ると、外れたり・・・。
ということで、こんな方法・・・
アップリケを金型で抜いた時に、ボール紙かなんかを一緒に型抜きしておきます。
実際にアップリケを留めるステッチを本体生地に刺繍。それに合わせて、先ほどのボール紙を均等にセット!
あとはそれに合わせてアップリケを貼るだけ・・・
これでバッチリ!うーん、素晴らしい!!!(自己満足)
by ykm94731 | 2007-08-01 21:18 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(2)