チェーンステッチ

今日は、あるお客さんから「ジャガードチェーンステッチって何?」というお問い合わせを頂いたので・・・。

通常「チェーンステッチ」というのは、環縫いミシンで縫えるチェーン状のステッチです。
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太糸等を使って、1針で1つのチェーンが出来上がります。太さは使用する糸で決まり、チェーンの大きさも、ほぼ一定です。

で、「ジャガードチェーン」ですが、これは普通の刺繍機で出来る、チェーンのまがい物です。
チェーンステッチ_d0061489_20442788.jpg
三角・ダイヤ型等を連ねるようにして、データを作ります。

縫う回数・本数で太く見せたり、大きさを調整したり出来て、自由度高いです。

使い分けとしては、本物は環縫いミシンでしか縫えないので高価。また、かぎ針を使うので素材を選びます。

対する偽物は、データの問題だけで、どんな刺繍機でも縫えるので比較的安価。

まあ、最近では偽物も市民権を得て、上手く使えば本物以上に豪華で面白いものが作成可能です。

もう偽物とは呼べせません!

では、どちらを使うか?それは、お客さんの財布と、こちらの表現力の技量でほぼ決まります。

僕としては、ジャガードチェーンの方が技量的にお勧めですが・・・(笑)。

by ykm94731 | 2008-01-21 20:49 | 環縫い(サガラ・チェーン) | Comments(0)