大阪の刺繍加工会社の業務紹介及び今後の展望


by Nekoshima
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2018年 02月 07日 ( 1 )

続 文字って難しい。

果てしなく続く「パンチングな毎日」。
まあ、飯の種となるサンプル作りには必須なのですが、そろそろお休みが欲しいなあ・・・。
さて、今日も文字のパンチングに関するTipsを。
いつもと違い、1文字ずつ、切り離した文字。
刺繍屋としては、文字間は繋いで、スムーズに行きたいのですが、「許してもらえない!」
ありますよね?
まず、悪い例です・・・わざと下手に作りました!(爆)
d0061489_18092774.jpg
まず、何が駄目なのか?
いろいろあるのですが、今日はこの「M、A」が左右対称になっていないこと。
これは、文字の終わりの箇所と、ほつれ止めに問題があります。
(ほつれ止めがないと、「刺繍がほどけた!」っていう大問題が起こることがあります。)
今はソフトだけでなく、刺繍機でも、設定によって、ほつれ止めを入れたり出来ますよね?
でも、うちはいろんなところへのデータの販売業務もありますから、機械任せ!ってわけにはいきません。
なので、データにしっかりとほつれ止めを入れておかねばなりません。
で、その際の、箇所が問題です。
文字間の糸を切らない場合ですと、Mを作って、Mの向かって右の下に出口、そこからIを作って・・・
この場合は、さほど問題は起こらないのですが、糸を切るとなると、出口を同じようにすると、
上の悪い例のように、ほつれ止めのせいで、ふくらんでしまい、左右非対称になり、
文字の高さも、大きさもバラバラに見えてしまうことがあります。

今回のようなケースですと、「M、A」は、足元に出口を持って来ない。
Iは上か足元しか無いですが、Lはコーナーに出口を持ってくると、ほつれ止めが目立たず、スマートに出来ます。
d0061489_18132062.png
赤いポイントがそれぞれの文字の出口(終点)。
緑が入り口です。文字の入り口・縫い始めは、端ではなく、内側に持ってきたほうがベターです。
縫い始めの糸が表にはみ出したりもせず、上手くいけば、裏側のヒゲも刺繍に包み込まれて、
裏も綺麗に仕上がります。
d0061489_18131703.png
Aに関しては、下の動画で確認してみてくださいね!

重なる部分に出口・ほつれ止めを持ってくるのは、文字に限らず、結構応用がききます。
以上、超マニアックネタでした。
意味不明?(苦笑)

by ykm94731 | 2018-02-07 18:39 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(9)