大阪の刺繍加工会社の業務紹介及び今後の展望


by ykm94731
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2018年 02月 11日 ( 1 )

混ぜる!交ぜるかな?

世間は3連休とのことで、お客様がお休みの間に、少しでもアドバンテージを・・・
って感じで、もれなくお仕事です。(苦笑)

さて、今日は、「これはプリント屋さんのお仕事でしょ!」ってデザイン。
グラデーションとか、水玉や網掛けみたいな表現、結構ご依頼をいただきます。
今はイラレとかで図案を作られる方が多いですから・・・ただ、そういうグラフィック表現は
プリントには敵いません。
「無理です!」って断るのが常ですが、負けてばかりも悔しいので・・・
ということで、久々の実験教室です。
題材はこんな感じ。
d0061489_11581611.png
今回は「タタミ」で攻めます。糸は赤と黄色の2色。
少しでも解像度を上げるために、細番手の75d/2を使用。
赤の糸で、縦方向のタタミを縫い、黄色の糸で、同じく縦のタタミを被せます。
d0061489_11583335.png
同じものをそのまま被せちゃうと下の赤が見えなくなってしまいますので、
赤の隙間に黄色を押し込む感じで。
(赤のデータをコピーして、横へズラすと簡単です。)
そのため、タタミの密度が通常0.3なら、それぞれその倍の0.6くらいで。
(今回は後述の事情で、0.8にしました)
画像では隠れていますが、赤には下縫いを入れてます。
d0061489_11591342.jpg
左半分が、赤に黄色を重ねた部分です。いい感じでMIXされてるんじゃないですか?
で、今回は、黄色を水玉のようにしたいので、さらに赤を重ねます。
今度は横方向のタタミを、1.2くらいのピッチで。
d0061489_11582977.png
横方向の白い線が、上から被せる赤糸の部分です。
で、いきなり完成!(笑)
d0061489_11591736.jpg
写真では分かり難いですが、刺繍ならではの面白い見え方になりました。
d0061489_11591970.jpg
この重ねるって手法は、工夫次第でいろいろ使えます。
グラデーションもこれと同じ手法です。
d0061489_12185339.jpg
プリントのように、正確さや繊細を求められると厳しいですが、
刺繍屋ですから、出来るだけ刺繍で行きたいですよね~!
では、また。

「混ぜる」は別々のものを一緒にしたとき、元のものが区別できない
「交ぜる」は別々のものを一緒にしたとき、それぞれ後から見分けがつく

by ykm94731 | 2018-02-11 12:35 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(6)