CAPに刺繍・・・修行中です。

う~ん、暇だ~!(苦笑)

コロナ騒動から、完全週休二日制になってしまった猫島刺繍です。

身体は楽なんだけど、精神的にねえ?


さて、ここ数年、CAPへの刺繍需要が増加中!いや、僕がそう思ってるだけかな?

帽子対応の刺繍機が無かったので、基本的にお断りしていたのですが、そうも言っておられず・・・

某刺繍機メーカーさんに〇し売りされた?1頭機、活躍中です。(笑)

ただ、メーカー問わず、構造的に仕方無いかも知れないのですが、細かな文字とか?

綺麗に出ませんねえ・・・。

普通の刺繍機で綺麗に縫えているデータも、帽子枠で使うと・・・

「こんなに下手くそだったのか?」って。(涙)

やはり、帽子枠、帽子の種類に合わせたデータ作りが必須で、まだまだ勉強中です。

今回のお客様のご依頼品は、ツイルキャップ(柔らかい)です。

考察として…

*硬いベースボールCAPだと芯を敷きませんが、敷いた方が良かった。
*大きい文字は、下縫いを入れるとズレてしまうので、ほぼ無しにしました。
 ただ、ボリューム感が・・・次回は3Dで挑戦してみます。
*細かい文字は、下縫い有・無を試してみましたが、入れた方がやはり綺麗。
 下縫いして、すぐにかがるので、あまりズレは生じませんでした。
*帽子枠にクリップ留め・・・今回は無い方が良かったです。

今回は2種類作ってみました。

ノーマルなものと、筆文字のような感じのもの。

お客さんに喜んで貰えて、とりあえずホッと。

しかし、CAPの加工って、ほんと手間がかかりますし、難易度高いです。

試打ちにも、CAPを使うので、どうしようもない帽子が山のように・・・。(涙)

CAPばかり加工されている刺繍屋さんには、本当に頭が下がります。

どこかで修行させてもらえないかな・・・。






この枠の動きは面白いですよね~!

# by ykm94731 | 2020-07-11 14:31 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(7)

道から外れてみる?

提案用サンプルを作る時は、まず、デザインや色等の構想を練って、材料を用意して・・・

その組み合わせによって、様々なものが生まれます。

機械刺繍の場合・・・

1.デザインの構想

2.加工する商品の選定

3.データ作成

4.色の組み合わせを決めて、ミシンで縫う

→「出来上がり!」なのですが、ここの工程で手間が掛かるのがデータ作成

量産に移行出来れば問題ないが、サンプル用に1点だけ作って、「はい。終了!」ってのも勿体ない。

じゃあどうする?

次に出来るのは、商品を変えたり、材料を変えたりで、見た目を変えること。

道から外れてみる?_d0061489_14513589.jpg

色を変えたり、特殊な糸を使ったり、組み合わせ次第で、様々な「顔」になるのも面白いところ。

そこからさらにマニアックに・・・

「服を裏返して、裏から刺繍してみてはどうか?」

それだけなら、単なる刺繍の裏の顔?になってしまうので、

上下の糸をひっくり返してみる。

下糸として使う糸を上糸に使用し、ボビンに上糸用の糸を巻く。

道から外れてみる?_d0061489_14514401.jpg

「生地の裏表間違えてる!」って、突っ込みが来そうだが、一蹴。(笑)

これはこれで、よく見てみると、変わった見え方・・・お客様から、「どうなってるの?」と、

結構ご質問をいただく。

まんまと引っ掛かったな・・・。(ニヤリ)

調子に乗って、今度は上下の糸を元に戻して、同じく裏側から刺繍・・・あらら!これは大失敗。

お見せ出来ません!(苦笑)

でも、廃棄しちゃうのも勿体ないので、染めちゃう

道から外れてみる?_d0061489_14514135.jpg

段染めの糸がチラチラ見えるのが表。

ポリエステルの段染め糸はそのままで、下糸に使った綿糸が生地と一緒に染まり、

何とも不思議な見え方の逸品誕生。

ここまで来ると、加工に詳しい同業者でも、「どうやって作ったの?」って。

はい!「おいしい餌」の出来上がり!(笑)

1つのデザインで、いろいろ楽しめました。

人がしないこと、考えないこと・・・そこにビジネスチャンスがあるんですが、

難しいことを考える前に、マニュアルから外れて、まずはいつもと真逆のこと?

そういうことにチャレンジしてみるのが、ある意味「お得」かも?

まあ、こういうことしてるから、「不思議なTシャツ」が、


いっぱい出来上がっちゃうんですが・・・。(苦笑)


# by ykm94731 | 2020-06-29 17:39 | 戯言(たわごと) | Comments(0)

不思議なTシャツ量産中(笑)

刺繍屋の主な業務は、お客様からご依頼をいただいて、加工をする。
いわゆる「待ち」のお仕事ですね。

しかし、ただ口を開けて待っているだけでは、このご時世、食べてはいくことは出来ません。

新しい材料を探したり、設備投資、新技術の開発。そして、それを適当な端切れに載せて、

お客様にお見せする。

一昔前なら、それで商談が出来たのですが、今はちゃんとした「カタチ」にして

お持ちしないと、相手にもしてもらえません。(苦笑)

Tシャツ等を仕入れて、そこに刺繍を載せて、販売出来る状態にしてのプレゼン。
デザイン、色、etc. 全てを自身で考えねばなりません。

一般的な服が出来るまで・・・

まず、テーマを決めて、素材・服の形・カラー展開のの選定。

そして、どういう加工を施すか?モチーフやロゴを考えて、

それをプリントにするのか、刺繍?それとも他の加工?
デザイナーの方って、やっぱり凄いなあ・・・そう思える瞬間です。

刺繍屋のアプローチは真逆で、まず「見せたい加工法」の選択。

そこから、その加工が生きる・映えるモチーフを考えます。

そして、出来上がりをイメージしながら、色や服の形・メンズ or レディース・・・
対象となる商品を仕入れて加工。

ちゃんとしたテーマ決めをせずに、勢いだけで進行するので、
「何でこんなの作ったんだろう?」ってのがしばしば。(苦笑)
そうこうして出来た、「不思議なTシャツ」に埋もれる現状。(爆)


不思議なTシャツ量産中(笑)_d0061489_12495417.jpg


今回の作品は・・・

*弊社が得意としている立体的な「フワリ刺繍」の面白さを伝えたい!
*フワリ刺繍と平刺繍をMIXすることで高低差を出し、立体感を強調。
*作者が猫島なので、猫ブームに乗っかって・・・。(笑)
*単なる猫のデザインではありきたりなので、猫のモチーフに、迷彩柄をMIXさせたらどうか?
そういう意図で作ってみました。
珍しく?お客様の評価は上々でした。

いつかは自分のデザインした商品を販売するという、

D2Cを最終着地点にしたいと思っています。

夢のまた夢なのかも知れませんが、自分の作ったものを手にされたお客様が笑顔になれる。

そういうモノ作りが出来れば・・・日々精進ですねえ。


# by ykm94731 | 2020-06-17 13:06 | フワリ刺繍 | Comments(0)

○○始めました!

皆さん、ご無沙汰しております。

今年は良いスタートを切れた・・・つもりだったんですが、コロナ、コロナの影響で、

何も出来ないまま、6月に。(涙)

4月までは、何とか通常通りに営業出来ていましたが、GW明けてから急降下。

まあ、そろそろ秋冬物の生産も始まるし、大口発注をいただいていたお客さんのお仕事が来れば・・・

と、大口開けて待ってたんですが・・・お客さんが

「倒産!」(号泣)

まさかの展開に、立ち直れないような状況でした。

毎年の6月のイベントも延期。

秋の刺繍祭りも・・・どうなるんでしょう?(汗)

緊急事態宣言解除に伴い、徐々に動き出しましたが、先が全く読めない状況です。

しかし、設備投資もして、借金も作っちゃったし、去年社長に就任したところ・・・

ここで倒れる訳には行きません。

かなり落ち込んでおりますが、そろそろ起き上がって、乗り越えて行かねば!

ってことで、note始めました。

facebookインスタグラムもやってます。

商品紹介と、つぶやく程度で、いまさら何?って感じですが、とりあえず・・・

ジタバタしてみます!

刺繍業界をここから盛り上げて行けるよう、頑張って行きますので、

こちらも、フォロー&応援よろしくお願いいたします。




「あの時はコロナのせいで、たいへんだったなあ・・・でも、いろいろ見つめ直す事が出来て良かった・・・。」

そう、いつの日か思えるように、頑張って行きましょう!

皆さんも、どうぞご自愛くださいね!

# by ykm94731 | 2020-06-14 10:35 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(2)

久々の実験教室!

今日はお休みなので、朝から久々の実験教室!

まずは、昨年、苦労して入れ替えた刺繍機のご紹介から。

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毎度のことながら、大きいのでたいへんです。

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新機能として、甘撚りの糸(撚りの甘い糸・・・そのまんま 笑)が縫える???らしいです。
手刺繍の糸を想像してもらえるとわかりやすいですかね?
普通の刺繍糸(双糸)のように、しっかりと撚り合わさっていない糸です。
で、今頃?って感じですが、忙しくて、なかなか遊ばせてもらえませんでした。(笑)

ということで、チャレンジです!

久々の実験教室!_d0061489_08240990.jpg

手持ちの糸をいろいろと並べて実験。
甘撚りの糸は勿論、サガラ刺繍で使うような太糸も普通に縫えました。(驚)
ミシンの釜とか、押さえの上下機構等、メカ的なことだけでなく、ソフトも進化してるねえ?


久々の実験教室!_d0061489_09275519.jpg




久々の実験教室!_d0061489_09185204.jpg

いろいろと糸を変えて、試しています。
糸種だけでなく、ソフテーヌ180d/2を2本取りとか、素材の違う糸を組み合わせり・・・
レーヨンとアクリルとか、毛糸と金糸を使うとか?
糸調子をとるのが難しく、ハードルは上がりますが、工夫次第でいろいろ出来そうです。
ただ、1番の問題は、針を太番手に変えないと縫えないこと。
縫える縫えない以前の問題で、針に糸が通りませんし・・・。(苦笑)

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そうなると、生地が問題になります。
14番なんて・・・機関銃で撃つようなもので、生地がボロボロになります。(苦笑)
うちのお仕事はカットソー生地が多いので、悩ましいところです。

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まあ、ここからいろいろ試行錯誤・・・お客様に面白い提案が出来るよう、精進ですね!
以上、新しい刺繍機のご紹介でした。
うん、楽しい!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。




# by ykm94731 | 2020-01-12 09:58 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(4)