大阪の刺繍加工会社の業務紹介及び今後の展望


by Nekoshima
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これも重要!!!

今日は刺繍の芯地のお話です。
縫製ミシンや横振りの場合は、生地を手で支えながら動かしますよね?
自動刺繍機は、その手の部分が自動になりますので、生地を枠に入れたり、枠に張った不織布の上に載せたりして加工します。
で、布帛生地(織物)やフェルトなんかは、枠に張れば固定されるので、芯地の必要はありませんが、
カットーソー生地(Tシャツの天竺とか)の場合、伸びたり縮んだりするので、
単に生地を枠に張っただけでは固定できません。
そこで芯地の登場です。
d0061489_19350837.jpg
通常、紙のような不織布を使います。
これが生地を固定し、芯の役割を果たして、刺繍の中に残り、刺繍の伸び縮みを抑えてくれます。
生地と一緒に、刺繍糸に包み込まれるようなイメージです。
ただ、カットーソーの場合は、それだけでは生地を固定出来ません。
紙の上にただ単に生地を載せても、生地が動いちゃいますよね?
そこで仮接着用のスプレーボンドの登場です。
d0061489_19292913.jpg
不織布にスプレーして、その粘着力で、生地を固定します。
うちの場合、原反枠に不織布をクリップで固定し、その上にスプレーボンドをかる~く噴射!(笑)
そこに生地を載せて、ぴし~っと張ります。
そうすることで、綺麗に刺繍が出来ます。
「そんなことしたら、針に糊が付いて、針穴が塞がっちゃうじゃないの?糸がネバネバになるんじゃないの?」
そう思われる方も多いようですが、アップリケ刺繍の仮接着に使うボンドですので、適量であれば問題ありません。
Tシャツに刺繍入れるとしわしわになっちゃって・・・そこでお困りの方は是非!
ちなみに、うちは2種類の芯地を使ってます。
一つは、裂けやすい(あとで除去し易い)いわゆるハイボン等のボン芯と言われるもの。
もう一つは、粘りがあり、糊付きの良い、和紙のようなツルッとした触感のもの。
ボン芯を下に敷いて、その上に糊付き和紙。その上に生地を載せます。
勿論、そのデザインや加工方に応じて、1枚だけにしたり、3枚に増やしたり工夫はしますし、熱で剥離出来るビニールも使います。
とりあえず、一例として・・・。
さあ、針、芯と来て、次の重要なファクターは???いや、次回も芯地かな???(苦笑)

by ykm94731 | 2018-01-09 19:38 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(0)