大阪の刺繍加工会社の業務紹介及び今後の展望


by Nekoshima
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変身!

まだ来る?ってくらい、サンプル依頼が止まらない。
先に量産があるなら我慢?出来るが、海外生産・・・お願いだから、
「邪魔しないで!」
って感じ。(苦笑)
いよいよ来週は展示会なのに、まだ予定の半分程度しか出来ていない・・・
う~ん、こんなはずでは・・・かなりヤバイかも?

ってことで、過去の商品をリメーク。
と言っても、リメークするのは、合同展でご一緒させていただく加工会社さん!(爆)
そうです!染めてもらったり、プリントを絡めてもらったり・・・
でも、これが凄いんですよ!
全然見え方変わりますし、使う糸によって、染まったり、染まらなかったり。
アクリルやポリエステルは通常の染加工では染まりません。
レーヨンは染まっちゃうんですが、糸色によって、面白い染まり方になったりします。

d0061489_19502735.jpg

商品としては、若干違うんですが、同じような刺繍をした白いTシャツが、こんな感じに・・・。
アパレルの商品って、刺繍だけして終わりではなくて、染めたり洗ったりと
2次から3次・4次加工ってのが珍しくない。
送り込めば、こんな感じにリメークしてもらえるので、こっちは仕事に打ち込んでいても、
サンプル用の商品は出来上がって来る!
はずだったんですが、「うちも頼める?」ってことになり、
刺繍屋のズルい目論見は、見事に外れました。(苦笑)

ちなみに、先程の写真の染めてもらった方は、刺繍の裏面なのです。
Tシャツをひっくり返して、裏から刺繍してます。
下糸に綿糸を使って、上糸はポリエステル。
なので、ところどころ、絣糸が見えるという見せ方です。

d0061489_19502725.jpg

こっちが刺繍の表面です。
それがどうしたん?
いや、そういう発想が大事なんですよ・・・人がやらないことをやる。
そんなこと「目論ん」でも、誰も気づいてくれないんですけどね。(笑)

by ykm94731 | 2018-05-31 20:04 | 特殊加工? | Comments(0)

これも重要!!!

今日は刺繍の芯地のお話です。
縫製ミシンや横振りの場合は、生地を手で支えながら動かしますよね?
自動刺繍機は、その手の部分が自動になりますので、生地を枠に入れたり、枠に張った不織布の上に載せたりして加工します。
で、布帛生地(織物)やフェルトなんかは、枠に張れば固定されるので、芯地の必要はありませんが、
カットーソー生地(Tシャツの天竺とか)の場合、伸びたり縮んだりするので、
単に生地を枠に張っただけでは固定できません。
そこで芯地の登場です。
d0061489_19350837.jpg
通常、紙のような不織布を使います。
これが生地を固定し、芯の役割を果たして、刺繍の中に残り、刺繍の伸び縮みを抑えてくれます。
生地と一緒に、刺繍糸に包み込まれるようなイメージです。
ただ、カットーソーの場合は、それだけでは生地を固定出来ません。
紙の上にただ単に生地を載せても、生地が動いちゃいますよね?
そこで仮接着用のスプレーボンドの登場です。
d0061489_19292913.jpg
不織布にスプレーして、その粘着力で、生地を固定します。
うちの場合、原反枠に不織布をクリップで固定し、その上にスプレーボンドをかる~く噴射!(笑)
そこに生地を載せて、ぴし~っと張ります。
そうすることで、綺麗に刺繍が出来ます。
「そんなことしたら、針に糊が付いて、針穴が塞がっちゃうじゃないの?糸がネバネバになるんじゃないの?」
そう思われる方も多いようですが、アップリケ刺繍の仮接着に使うボンドですので、適量であれば問題ありません。
Tシャツに刺繍入れるとしわしわになっちゃって・・・そこでお困りの方は是非!
ちなみに、うちは2種類の芯地を使ってます。
一つは、裂けやすい(あとで除去し易い)いわゆるハイボン等のボン芯と言われるもの。
もう一つは、粘りがあり、糊付きの良い、和紙のようなツルッとした触感のもの。
ボン芯を下に敷いて、その上に糊付き和紙。その上に生地を載せます。
勿論、そのデザインや加工方に応じて、1枚だけにしたり、3枚に増やしたり工夫はしますし、熱で剥離出来るビニールも使います。
とりあえず、一例として・・・。
さあ、針、芯と来て、次の重要なファクターは???いや、次回も芯地かな???(苦笑)

by ykm94731 | 2018-01-09 19:38 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(0)

痛くない?

このお仕事に携わって約30年。
その間、機械、材料、ソフト、手法・・・様々な新しいものが生み出されて来て、
うちがやってるフワリ刺繍なんて変わったもの?もありますが、
刺繍の原点は、やはり文字やマーク、キャラクターetc.が綺麗に加工出来ること。
正確さ・繊細さではプリントにアドバンテージがありますが、
刺繍ならではのボリューム感、暖かさetc.
これが好きで、この業界に飛び込んで来られた方も多いんじゃないでしょうか?
ミシン、パンチングソフトを購入して、「さあ、やるぞ!」と・・・でも、上手くいかない。
そういう方々からいろいろな質問を受けます。
「Blogで勉強させてもらいました!」なんて嬉しいお言葉も・・・。

で、そういう方々のために、お役に立てるかどうかはわかりませんが、
自分の経験からのテクニック・Tips等、書き綴って行きたいと思います。
不定期になると思いますが・・・久々に頑張ってみようかと。(苦笑)

まずは刺繍する上で重要なミシン針のこと。
最近、新品のミシンを購入する機会がないのでどうなのかわかりませんが、
セットされてくるデフォルトの針は#11とか?
ミシン針の番手は、数字が大きくなるほど太くなります。
一般的に流通してるのは#9~11だと思いますが、その中でも一番太い針がセットされてくると思います。
まあ諸事情あってそうなってると思いますが、この針を細番手に替えるだけで、仕上がりがかなり変わります。
うちは下の写真の3種類を主に使っています。

d0061489_10401807.jpg
向かって左が通常の針で、真ん中と右は、先が細いニット針です。
通常はDBx1-NY #9
細かな文字や薄い素材が相手の場合はDBx1KNLEというニット針を使います。
もう、全然仕上がりが違います。
針一つでこれだけ変わるかってくらい。
出来るだけ生地にダメージを与えずに糸を生地に通すということが、刺繍する上で最重要だと思います。
ここを見過ごすと、パンチデータが上手く出来ていても台無しになります。
ご自分のミシンの針はどんなものがセットされているのか?
一度チェックされてみるのもいいのではないでしょうか?
簡単で一番の特効薬です。
宜しければ過去の記事もどうぞ!





by ykm94731 | 2018-01-07 11:15 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(0)

はい!次行ってみよう!

先日の阪急テキスタイル・マルシェが終わったかと思うと、今週は毎年恒例のアパレル加工合同展「EN」です。(苦笑)

テキスタイル・マルシェはかなりハードなイベントでしたが、その疲れを癒やす間もなく、次の準備へ・・・。

その間、お客様が待って下さる訳もなく、お休み返上&夜なべして、何とか世間に追いつきました!

今年も何点か新作サンプルを準備し、無事東京へ向けて出荷出来ました!

お近くの方、是非!

ということで、あと少し頑張って、東京でゆっくり骨休めしたいと思います。(笑)

アパレル加工合同展「EN」

会期 7/11(火)~13(木)




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by ykm94731 | 2017-07-09 18:31 | 刺繍屋のお仕事 | Comments(0)